こんにちは、皆さんはHSPについてご存じでしょうか。
HSPとは
「あらゆる刺激に敏感な人」のことです。
5人に1人がHSPだと言われています。
あらゆる刺激とは
騒音や日光、人から言われたこと、人の気持ち、雰囲気等です。
HSPは理解されづらく生きづらいとされています。
今回は3つの書籍を参考に考えたことを記していきたいと思います。
まずは
HSPは長所の方が多いのではないか
ということです。実際に長所、短所について書きました。
長所
・危険を察知し、回避できる。
・リスクに備えて準備できる。
・音楽や日常生活で人より感動を得られる。
・食べ物が美味しいと感じられる。
・細かいことに気づける。
・集中力が高い。
・慎重に物事を進められる。
・自由とは何か、幸福とは何か、内面について深く考えることができる。
・直感力やひらめきが強い。
・同じHSPの気持ちが分かる。
・良心的である。
短所
・カフェインに弱い。
・夜寝付けないことがある。
・共感力が強く、周りの雰囲気にのまれやすい。
・太陽光や光に反応しやすい。
・他者との境界線が薄い。
・刺激に反応するので疲れやすい。
次に
自分はシャイというのは思い込みの可能性がある
ということです。
スタンフォード大学のスーザン・ブロッドとフィリップ・ジンバルドは
ある実験をしました。
3つの女性のグループに分けました。
1つ目は「特に男性に対して極端に恥ずかしがり屋」。
2つ目は「心臓がどきどきしたり、脈が上がったりといった神経の
高ぶりは騒音のせいだ」と言い聞かせた方。
3つ目は「それほど恥ずかしがり屋ではない」方。
男性と話し、男性に
どのグループが恥ずかしがり屋なのか審査してもらうという内容です。
結果は
1つ目が恥ずかしがり屋なのは分かったそうですが、
2つ目と3つ目のグループは区別がつかなかったようです。
むしろ、2つ目のグループは
「まったく恥ずかしさを感じずに、実験を楽しんだ」と言っていました。
つまり自分がどう思い込むかによって状況は変えられるということです。
自分は内向的だから、恥ずかしがり屋だからできないと自分にレッテルを
張ってしまうと本当にそうなってしまいます。
特に私達は過去を反芻しがちです。
新しいことをやってみたいと思っても、行動できず負のループに陥ってしまう
でしょう。
では何をしたらいいのか
今できることを1つずつやっていこう
という気持ちが必要なのではないかと思いました。
HSPの性格に似ている。だからこそ自分にできることは何だろう
と探して行動する。
1つずつでいいんです。まずはできそうなことを探してみる。
それだけでも成長です。
私はHSPの特徴を持っていて良かったと思っています。
もちろん苦労することもあるけれどそれも含めて受け入れることが
できたから。
少しでもHSPで悩んでいる方の心に響いたら嬉しいです。
参考書籍
①
HSPとは何か、基礎を知りたい方におすすめです。
②
タイトルの通り解決策を中心に書かれています。
他者との境界線を作る方法について書かれている箇所があり
勉強になりました。
③
HSPの人の例が詳しく書かれています。
ロブとレベッカの例が大変分かりやすかったです。
質問に答える箇所が沢山あるので、過去を振り返って自分を客観視できます。
私が読んだ書籍は2000年に発行したものなので
内容が変更している可能性があります。ご了承ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。