東野圭吾「ブルータスの心臓」感想

今日は東野圭吾さんの作品について書こうと思う。

簡単にいうと殺人リレーの話だ。3人で殺人計画をたてたものの予想外なことが起き、混乱を招くストーリーである。

ネタバレになるが、

どんなに努力した人でも上の権力に敵わないもどかしさ。

愛を込めて作り上げたものに裏切られる虚しさ。

AIに仕事が奪われる可能性がある未来。

どれも今の現代社会の問題である。

これを30年前に未来のことを想像して、

ここまで緻密に書かれているところが

素晴らしかった。