2024-09-02 東野圭吾「ブルータスの心臓」感想 読書 東野圭吾 ブルータスの心臓 今日は東野圭吾さんの作品について書こうと思う。 簡単にいうと殺人リレーの話だ。3人で殺人計画をたてたものの予想外なことが起き、混乱を招くストーリーである。 ネタバレになるが、 どんなに努力した人でも上の権力に敵わないもどかしさ。 愛を込めて作り上げたものに裏切られる虚しさ。 AIに仕事が奪われる可能性がある未来。 どれも今の現代社会の問題である。 これを30年前に未来のことを想像して、 ここまで緻密に書かれているところが 素晴らしかった。