プロの思考整理術を読んで

こんにちは、皆さんは友人や同僚にお悩み相談を聞いてほしいと

言われたことはありますか。

 

相手は相談に乗ってほしいと思っていますが

解決策を教えてほしいとは言っていません。

相談に乗る立場だとついついアドバイスをしたくなるときが

ありますよね。

 

言ったところで

「私の何が分かるんだ」

「私の立場になったことないくせに」

と相手は思うでしょう。

 

では、何を求めているのでしょうか。

 

視野を広げて自分で解決策を見つけていきたい。

自分の話に共感してほしい。

と思っています。

 

この書籍は思考整理のノウハウが書かれています。

上司の立場の方、コーチングをされている方、人間関係に悩んでいる方に

おすすめです。手に取りたいほど有益な情報がまとめられています。

ただし、自分の思考整理ではなく、相手の思考整理が中心なので、

自分の問題を解決したい方にはおすすめしません。

 

内容

相手がどんなことを思っていて、どういう気持ちになったのか状況を

イメージしながら聞くこと。

 

タイトル、現状、理想、条件を意識して聞くこと。

 

視野を広げるような質問をすること。

「死ぬ直前から、今の自分を見たらどう思うか」

「もう少し具体的に話をしてもらえないか」

 

相手が自分の価値に気づいているか把握すること。

「自分の強みや人から感謝されたことはどんなことか」

 

前置きトークを意識すること。

「今日は聞きづらいこと聞くかもしれないけど」

「1つ聞いてもいい?なぜそう思うのか」

 

要約のオウム返しをすること。

義理の母親と上手くいってなくて大変。

義理のお母さんとの関係で悩んでいるんですね。

 

今回は書籍の一部分のみ紹介しましたが、

どれも日常生活で活かせそうな内容でした。

 

余談

突然ですが皆さんは

「1万時間の法則」をご存じでしょうか。

アメリカの新聞記者のマルコム・グラッドウェルが言ったもので

ある分野のエキスパートになるには1万時間のトレーニング、努力が

必要らしいです。

毎日8時間練習すると約3年5か月かかります。

長いでしょうか、短いでしょうか。

ひとそれぞれですよね。

 

何かに特化してスキルを高めたければ、自分の忍耐力、努力が必要になります。

私も今後やりたいことがあるので、今できることをコツコツ続けていこうと

思いました。人にアドバイスをするのではなく、その人自身が自分で解決策を見つけられるように話していきたいと思いました。

最後まで見ていただきありがとうございました。